亀有・金町の鉄道問題を考える会

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トップ画像 葛飾区民犠牲の常磐線

亀有・金町の鉄道問題を考える会

代表世話人

― 代表世話人の挨拶に代えて -

 このホームページをごらんいただき,まことにありがとうございます。
 「亀有・金町の鉄道問題を考える会」の取り組みをご紹介いたします。
 皆様は,常磐線の亀有駅と金町駅の利用者だけが,他の駅の利用者と比べて差別的な割高運賃,上野駅までの所要時間が以前より長くなっている,北千住駅での乗り換えが不便であるなど,不合理な状態におかれていることをご存知でしょうか。
 亀有駅や金町駅から上野駅に行く場合,西日暮里駅で山手線や京浜東北線に乗り換えて上野駅に向かうと,北千住駅で常磐快速線に乗り換えるより,亀有駅からだと141円,金町駅からだと152円もの割高運賃を支払う必要があります。それを避けるために北千住駅で常磐快速線に乗り換えようとすると,地下2階の常磐緩行線・千代田線のホームから地上2階の常磐快速線へ,長い階段や連絡通路を移動しなければなりませんし,車椅子や乳母車では乗り換えは簡単にできません。
 このような不合理な状態は,昭和46年4月に常磐線が快速線と緩行線に分かれ,緩行線が地下鉄千代田線と相互直通運転をするようになったことが原因です。国会でも議論され,運輸大臣(当時)も問題があることを認めていました。しかし,法律の改正が必要だったために問題が解決されず,今日にいたっています。
 しかし,昭和61年に鉄道事業法が制定され,不合理な状態を解決する途が拓けました。しかし,日本国有鉄道を引き継いだ東日本旅客鉄道株式会社や帝都高速度交通営団を引き継いだ東京地下鉄株式会社も,この差別的な状態を解決しようとしていません。
 「亀有・金町の鉄道問題を考える会」は,皆様と一緒に,東日本旅客鉄道株式会社,東京地下鉄株式会社,国土交通大臣に是正を求めてまいりますので,ご理解とご支援をお願い申し上げます。

代表世話人 松永貞一

永寿堂医院院長医学博士

小児科専門医

日本感染症学会評議員

元慈恵医大助教授

昭和27年には常磐線と京成線を乗り継ぎ亀有から柴又の帝釈天付属ルンビニー幼稚園に通う。

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