亀有・金町の鉄道問題を考える会

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トップ画像 葛飾区民犠牲の常磐線

Q & A

A.
昭和40年代は、国鉄が“酷電”と言われるほど混雑が厳しかったため五方面作戦と言う輸送力増強計画をしました。五方面は次ぎの通りです。 東海道線、東北線、中央線、総武線、常磐線の五つの方面です。 常磐線だけ、綾瀬駅から都心方面の複々線化を千代田線乗入で対応しました。 常磐線の車両は不燃化対応、貫通路、窓開けなど地下鉄の基準に適合していないこともあり、上野駅方面の快速にして、各駅停車は、地下鉄乗入基準の車両を製造した。
① 東海道方面は、東海道線と横須賀線が同じ線路を使っていたので横須賀線を当時、品鶴線と言われた貨物線を使用して、複々線化しました。
② 東北線方面は、既に京浜東北線と高崎線(宇都宮線)の複々線になっていましたが、更に複線を増やして貨物を振り輸送力を図りました。
3複線化になりました。この貨物線は、現湘南新宿ラインです。
③ 総武線は、更に複線を増やし快速線を東京駅乗入にして複々線化しました。
④ 中央線は、中野・三鷹駅間を更に複線を増やして複々線化しました。 中央線は当初、中野・三鷹間を快速は無停車の計画でしたが杉並区の強い反対があり、平日は、快速を各駅停車に、休日は、快速を荻窪、吉祥寺停車にしました。(亀有、金町駅のように運賃問題がないにもかかわらず快速を各駅停車にしました)
⑤ 常磐線は、上野駅まで複々線化するには、用地的にもコスト的にも困難なため、たまたま、千代田線が綾瀬駅まで来る計画であったので、既設の常磐線の線路は快速にして、それまでの亀有駅等を停車する各駅停車は、上野駅に行くことから千代田線乗入にして複々線化しました。

A.
① 普通の切符の場合
・三鷹駅、大宮駅、関内駅までは、亀有・金町駅と北千住駅との間の距離プラス西日暮里駅から目的駅までの距離の合計からJR運賃をだして、千代田線(北千住・西日暮里駅間)の運賃をプラスした運賃です。
・三鷹駅以遠、大宮駅以遠、関内駅以遠、横浜駅以遠 及び総武線、京葉線は、亀有・金町駅と西日暮里駅間の運賃(20円割引)プラス西日暮里駅・目的駅間の運賃合計です。
② IC(スイカ・パスモなど)の場合
・山手線内の駅及び京浜東北線の蕨駅までは、亀有・金町駅と北千住駅間の運賃プラス北千住駅と西日暮里駅間の運賃プラス西日暮里駅と目的駅の運賃の3区間の合計運賃から100円引いた額です。
・山手線外及び蕨駅以遠は、亀有・金町駅と西日暮里駅間の運賃(20円割引)プラス西日暮里駅と目的駅の運賃の合計です。

A.
千代田線と比較して常磐緩行線は電車の本数が少ないからです。綾瀬駅終点(一部北綾瀬駅)。鉄道会社は、混雑をさけるためにできるだけ等間隔運転をしようとします。
例えば、下りで、千代田線からのJRへの直通電車の後に、綾瀬駅(北綾瀬駅)止まりがあると、次のJR直通電車との間隔が空いてしまいます。この間隔を少なくするために綾瀬駅や北千住駅で長く止めるのです。
長く停車した結果、50年前より都心への所要時間がかかる要因の一つになっています。
上りについては、JR線からの直通電車の前に綾瀬駅(北綾瀬駅)発の電車があると、電車の間隔が短くなりすぎます。等間隔運転のためにJR線からの直通電車を長く止めます。

A.
不便になりました。以前は上野駅まで直通で行けました。複々線化により北千住駅乗換の不便が加わりました。また、乗換を少なくするために西日暮里駅乗換をすると地下鉄運賃がとられ高くなります。
50年前より都心JR駅に行くのに時間がかかっています。電車の性能や軌道設備の大幅な向上があって、亀有、金町駅以外の全ての路線(北松戸駅以遠の緩行線駅も含む)の速達性が向上しました。亀有、金町駅でけが、50年前より所要時間が増えました。また、高い運賃を払っています。例:亀有・上野駅間18分(50年前)でしたが、今は、23分から26分かかります。
また、綾瀬駅や北千住駅での時間調整により都心への所要時間がかかるようになりました。

A.
西日暮里駅乗換または、北千住駅と上野駅(日暮里駅)の2回乗換と、綾瀬駅での東京メトロとJRの経営が変わるため時間調整があり、この2つ主な理由で、50年前より都心への所要時間がかかっています。
亀有・上野駅間の所要時間が18分から23分以上かかるようになりました。
鉄道の車両の性能向上と軌道の改善で他の路線は飛躍的に都心が近く成っています。

A.
各駅の路線図の上に書いてある運賃は、全て北千住駅乗換の運賃です。
西日暮里駅乗換の運賃は(IC及び普通の切符)自動券売機の横に運賃表示がありますが(ただし、大宮駅、三鷹駅、関内駅まで)。それ以遠は、案内がありません。総武線などの駅員に聞いても分からない場合が多いです。「西日暮里駅で清算してください」と言われることが多いです。

A.
大宮駅、三鷹駅、関内駅まで(IC及び普通の切符)の運賃表示は、自動券売機の横にあります。ただし、それ以遠及び総武線、京葉線にはありませんので、駅員に聞くか西日暮里駅まで買って西日暮里駅で清算してください。

A.
亀有駅には、定期券や指定券の買える自動券売機があるので、定期券やほとんどの指定券は買えます。
北千住駅または、金町駅まで指定券や定期券を買いに行く場合、駅員に言えば北千住駅または、金町駅までの切符をいただけます。

A.
特別快速は、南千住駅、三河島駅を通過するので利用できません。

A.
とられます。自動改札で止められます。スイカ定期券でも自動で引かれません。精算機に行って払うことになります。

A.
緩行線の乗客が乗換えなしで山手線の駅に行けるように西日暮里駅を建設しました。常磐緩行線の乗換駅として建設したため複々線化と同時にJR西日暮里駅は開業しました。

A.
緩行線は、JRのほか小田急電鉄が千代田線に乗入れています。そのため3社の車両が見られます。代々木上原駅方面から北千住駅までは、小田急のロマンスカーも走っています。回送で綾瀬駅でも見られます。2018年12月には綾瀬駅まで臨時のロマンスカーが運行されたこともあります。
快速線は、取手駅以遠が交流のため交直両用の電車である青い線の入った電車と取手駅までの直流区間しか走れない緑色の電車が走っていますととも特急も走っています。

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